面接でアピールする「リーダーシップ」は有りか無しか

中途採用を募る転職者募集の場合、採用を考えている企業側は、新卒採用とはまったく異なる採用基準でその人の能力をふるいにかけるでしょう。
人生経験、就労経験があって、さらに応募した企業の属する業界経験が豊富にあるとなれば、採用担当者が応募した人に向ける視線も熱くなるはずです。
同じ業界でまた働こうとしたときに、やはりその経験はなによりの強みとなります。しかし、ただ「こんな仕事をしました」という経験談はなんのアピールにもなりません。

○これまでの実績を面接でアピールするには

面接では、訪れた人の情報を短い時間でできるだけ多く集めなければなりません。担当者は、応募者の人柄や心象、仕事に対する考え方や取り組みなど、初めてあった相手からいろんな情報を得ようとします。
いくつかの質問をされるでしょう。どの面接でも質疑と応答の内容や受け答えの様子を見るというのは良く知られていますね。その中で自分の実績をアピールするためには、やはり「短い時間で効率よく」が基本となることを忘れてはいけません。

●面接で抽象的な経験談はダメ 要点を短く具体的に

面接の中で、これまでの仕事の成功例を話す機会があれば、どれだけの成果をあげることができたのかしっかりと伝えたいところ。ただ、あなたの基本情報は履歴書の内容からおおよそ伝わっています。履歴書の内容に沿って話が進むことも多いでしょう。
そこに「がんばりました」などの漠然とした応えは必要ないのです。ほしい答えは「何をしたのか」「結果はどうだ」です。
企業の中の役職やイベントを端的に説明しながら、「リーダーとして数百人の合同説明会を実施し、来場者○人、成約○件を取り付けた」というように、的確に伝える練習をしておくと良いでしょう。

○アピールポイントの常套句「リーダーシップ」

役職経験者に多いケースが、リーダーシップがあることをアピールする面接戦法です。自分にリーダーシップがあります、という人には必ず「どんな場面でそれを発揮したか」という説明を求められます。
中堅ポジションの求職者には、数人のチームまたは、後に課を任せられる人材を募集したいという企業側の思惑を想像して、リーダーシップ性があることをアピールすればプラス評価につながると考えられがちです。
ただし、統率力の有無は、きっと職務経歴書や面接の様子から伝わります。相手は採用担当、プロです。多くの人と会って話を重ねてきた人に小手先のアピールは不要です。
本来先頭に立って仕事をする性分でない人なら、無理にリーダー性を強調するのは逆効果。正直に「実は縁の下の力持ち」と伝えて、これまでの仕事でとっておきのエピソードを準備しておくほうが、よほど印象が良いでしょう。

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